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SEVENTEENにいきなりハマったオタクの日記

SEVENTEENという少年たちにいきなり転げ落ちた話〜序章①〜

SEVENTEENにハマった。

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それはもうものすごい勢いで転げ落ちて行った。

それもめちゃくちゃ最近。

ただここに至るまでにかなりの前置きを書かなければならないため、しばらくお付き合い頂きたい。

 

疲労と🥯とアイドル吸引

遡ること2020年12月某日

年末の仕事もプライベートもバカ忙しくてやってられるか……とやや自棄になりかけ人生について振り返り初めた頃、ドルオタの友人と久々の休みに会えることになった。

(ドルオタの友人が以降複数出現するため以下この友人を🥯とする)

 

〜登場人物紹介①〜

🥯(ベーグル(仮))

同い年のOL、身なりがしっかりしていて可愛い。まだまだヤングにはしゃぎたい2次も3次もいけるアイドルオタク。

現在はもっぱらジャニーズにご執心、SnowManジャニーズWESTを兼任担当しつつ毎日ハッピージャニジャニライフを送っている。

毎日推しに一喜一憂する彼女は非常に楽しそうなので、こちらもニコニコしながらその様子をTwitterなどで観測している。

 

ちなみに僕のジャニーズ遍歴ははるか昔にエイターだったという記憶以外はあまり持ち合わせていない。最近はなにわ男子が可愛いね、くらいなものでどハマりする程のあれそれは今のところない。円盤は過去の収集物が数点と何となく良かったのでいつかのアラフェスを買ったくらいだ。あ、V6とキスマイの配信ライブは見た、イノッチはいつまで経っても変わらぬ笑顔だし宮田くんのソロは心に響いた、二階堂くんはステージメイクが上手だな、と思いました。

そして僕は2次のオタクでもあるのでアイドルはうたプリアイマスあんさんぶるスターズアイドリッシュセブンで充分事足りていた。金は足りていないが…

そんなこんなで時は大コロナ時代、外で豪遊する訳にも行かないのでそんな🥯が持ってきたジャニーズWESTのライブやSnowManのMVなどを流し家でダラつきつつ多種多様なアイドルの鑑賞を行うことに。

そろそろ見るものもなくなってきたな……と言ったところで気分転換にYouTubeでも開くか、と開いたのが今思えば伏線だったのかもしれない。

BTSと3年前の今頃

BTSSEVENTEENの話ちゃうんか?と思った人、申し訳ない。そこに行き着くためにはこの過程をまずは説明しなければならないのだ。

ひとまず開いたYouTubeでまずトップに現れたこちらを見て🥯と顔を見合せた。

これ、バンタン先輩の流行っているやつ、それはもうまさに爆発的に。

何回かPVが面白くて見たのでちょっとの事前知識があった僕は🥯に結構なドヤ顔で「メンバーの名前はわからんが曲はわかる、英語が上手い人がいるんだ、あと最初にうたう人が🥯はきっと好みやね」とか言ってた、バンタンのファンの人、知ったような口を聞いて済まない。

そんなこんなで天下のDynamiteを拝見、やはり曲がいいな…

案の定🥯は最初に歌っていたテテさんが気になる、と言っていた。まって、テテさんであってる?多分テテさんだと思うんですけど…違ったらすみません…

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↑この人…

4/2追記

この方テテさんではなくグクさんでした…すまないアーミーの皆さん…お顔かっこいいですね…。

何はともあれ割と楽しんでKーPOPというものの質の良さにひとしきり沸いたあと、もっとみたいよな〜と他を漁ることに。

🥯になんかない?と聞かれウーンと唸ったあとふとひとつのグループのことを思い出す。

SEVENTEEN…なら顔と名前がわかる」

そう、既にこの頃から知ってはいたのだ。

なんなら何曲かデジタルで曲を購入までしている。いきなりハマった、とは言ったものの、今思い返せばわりと既にそんな沼の際、境界線上の崖淵にはいたのだ。

 

さらに遡ること2018年2月28日

かなり遡ったが3年前の割と今頃。既に伏線はこの頃から張られていた。

これまた別のドルオタの友人🫒と🌱というのがいるのだが、その2人が「ライブがあるから帰りに泊まらせて欲しい」と言うので、仕事終わりで時間もちょうど良かったため快く承諾した。

〜登場人物紹介②〜

🌱(フタバ(仮))

四天王のうちの一人。

高校からの同級生、ドーナツ屋の店員。

現在人妻。

主にうたプリと欅坂、ハロプロ、でんぱ組等をこよなく愛するマルチドルオタ、これまた身なりがしっかりしていて可愛いが口が悪い。

SEVENTEENはジュンくん推し、(NHKの)オフロスキーに対してクソデカ感情を抱いている女。年々同担拒否の傾向が強くなっているのがポイント。

 

🫒(ピスタチオ(仮))

四天王のうちの一人。

同い年で🌱に紹介され知り合った。

珈琲屋兼書店員。

ちなみに🥯は🫒の高校の時の同級生だった。

(我々の中で)KーPOPの第一人者、K関連で困ったことがあればこの人に聞いときゃだいたい答えてくれる。これまた性格容姿共に可愛い。Super Juniorのイェソンさんの為なら何処へでもとんで行く。SEVENTEENはTHE8さん推し。日本では嵐、ジャニーズWESTSnowManを担当し日々忙しく走り回っている。考察の鋭いオタクなため見かける度推しを掘っては苦しんでいる姿をよく確認できる。

聞くところによるとどうやら2人はSEVENTEENというグループのライブに行ってきたらしい。こちらの家にくるや否や我が家のPS4YouTubeSEVENTEENのMVを流し意気揚々と後夜祭をはじめた。

せっかくなので見るか、と一緒にMV等を鑑賞することに。

第一印象、曲ええな…………

これはいつか説明する時になれば話そうと思うが僕は基本的には小さい頃から音楽に囲まれた生活を送ってきた。そのため耳はかなり肥えていると思う。(たぶん)(しらんけど)(そんなかもしれん)

そんな僕の音楽センサーにビシビシとくるこのアイドルとは思えぬ強欲サウンド。強い…。きっとこの曲を作ってる人はめちゃくちゃ洋楽好きなんだろうな、みたいな感じの曲だった。

ブルーノマーズみたいな曲がなんかいっぱいあったから「ブルーノマーズみたいな曲だ!」と言うと2人は「だから聞いてもらえると思った」と言っていた。なるほど、分かられている。

暫く2人の推しを聞いてなるほどと顔を観察。

第2印象、顔一緒や……………

メイクの系統かなんなのか顔の判別がつかない。目がぱちくりした子が1.2.3…切れ長の子が1.2.3…とにかく顔がよくてダンスが上手くて曲がいいということしか分からなかった。🫒に好きな子決めてみたら?と言われ暫くまた観察してみることに。

第3印象、メガネの人がかっこいい

ここが多分顔と名前が一致するきっかけになったターニングポイントだろうと個人的には思う。だれのことだろう、って思いましたよね。わかる。曲によってみんなメガネかけたりかけなかったりするもんね。

ちょうど流れていたMVがこちら

今となっては表題曲としてかなりメジャーな1曲、BOOMBOOM。この曲中の彼を見つけてからいきなり大体の顔の判別がつき出した。

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ウジさん

「なんか俺好みの部屋で俺好みの格好をした俺好みな強そうな人がいる…!?」

シンプルなオタクの語彙のない感想が炸裂。

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ちなみに2人はウジさんに興奮する僕を見て「ウワッ!好きそう!!!」と暴れ狂っていた。好きそうだったらしい。この「好きそう」には実は色んな意味が込められていたのだがこちらは後で説明する事にする。

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ン〜…ええな…

暫くウジさんを観察、ダンスもダイナミックで非常にいい、ていうかダンスうめ〜な…………なんかいい所で絶対センター持っていってる強そうな人や。他の曲でも大サビでだいたいセンターにいる気がする。ちなみにこれは今だからわかるが気のせいではなかった。

テレビに穴が空く勢いで見ていたら2人はやはりな、みたいな顔をしながら決め手の爆弾を投下してきた。

「この人セブチの曲作ってるんやで」

……

………………

「エッ!!!!」

家の壁が薄いのも忘れてクソデカボイスで驚く僕。(この後壁ドンが来る)

もう好きだった。ありがとう。好きだ。(素早い平伏)

今更ながら僕はクリエイティブ職についている、大阪の片隅で毎日理不尽な締切と戦うしがないデザイナーだ。

シンパシーを感じているのか何なのかは定かではないが、打率が高くなにかしらクリエイティブな実力者がこれまでもとてもすきになる傾向があった。

好みだと思った人がクリエイティブだった。今のところウジさんには加点しかされていない、10点!10点!10点!10点!合計50000点!

2人が言っていた「好きそう」にはどうやらこの部分が大きく関わっていたらしい。

ええやん………(悦)

この後全員の顔と名前覚えるまで帰れま10をし、だいたい顔の判別が着くようになる。🌱と🫒は本日のライブで手に入れたウジさんのトレカをそっと僕の作業デスクに置いて帰ってくれていた。2人が帰ったあともしばらく曲を漁り好きな物は自主的に購入した。

ウジさん、ウジさんね…覚えたぞ…強い男だ…

……

………………

そんなこんなで3年の月日がたった。

なんで!?!?と訓練されたオタクなら思うだろう。僕も思ってる。今すぐ3年前の自分の肩を掴んで一つ一つSEVENTEENの凄さについて丁寧に説明したいくらいではある。

その後の話、見かける度におお!と思うしウジさんだ!となるしなんなら後頭部だけでどこの配置にいてもウジさんを認識できる特技は身につけたものの(なんで?)沼の奥地へは深く突っ込まない生活を3年も過ごした。今はかなり後悔している。惜しいことをした…

貰ったウジさんのトレカをデスクの正面に置き3年間も見つめ合いながら仕事や個人制作に励んだと言うのに…何やってんだ…アホか…?

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↑趣味の多い陳列にも優しく微笑むウジさん

 

ちょっと思いがけず序章が長引いたため一旦区切ることにする。もう4000字超えてる、おかしいな…。

次回はここから如何にしてSEVENTEEN沼にドボンしたかをしたためていきます。

ここまで長かったろう…読んでいただきありがとうございました、またね。