考えることが多い

SEVENTEENにいきなりハマったオタクの日記

オタクの勢いと;[semicolon]クソデカ感情楽曲レビュー、初めてのライブ鑑賞の話。

こんばんは、僕です。

前回まではどのようにしてSEVENTEENというグループを推すまでに至ったかをまさかの全後編で詳しく詳しくしたためた。読んでくださった方、ありがとうございます。「なんだそれ?」って方は暇な時にでもどうぞ。オタクの諸行無常が味わえます。

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↑次から次へと新しいステージを用意してくれるセブチの皆さん

今回も引き続きカラットロード整地備忘録をしたためていくとする。また何かと長くなるかとは思うが是非お付き合い頂きたい。

年末年始に駆け抜けるオタク

12月の末に「推すぞ」と決めてからの僕はとにかく速かった。オタクというのはいつの時代も速さに定評があるが、あの時ばかりは己の速さに全てを費やしたと自負している。

まず2020年内にやった事を順に記載していこう。

・メンバーの顔と名前を正確に覚える訓練

YouTubeにあがっている公式の楽曲動画を見る学習(MV/ステージ系)

・楽曲購入、現状あるものは全て聞く学習

・マスターさんのお写真を漁りまくる学習

・バラエティ系やVライブの動画を見る学習

何だこの勢い

すごいぞ、久しぶりだよこんなの…。ココ最近はすきなゲームや漫画にしてもリリース時や連載当初から追ってるものが多いため既にあるコンテンツを漁る、ということがそもそも少なかった。過去を遡るという行為、誠に楽しいな。

おかげで年が開ける頃にはメンバーのお顔は完全に判別がついていた。毎夜毎夜1人でYouTubeで公式のPVを再生しては出てくるメンバー一人一人の名前をどれだけ素早く言い当てられるかの訓練などを実施、最早反射神経の訓練である。

PVや楽曲コンプをした事により知らない曲を知れて好きな曲も少しづつ増えていく。

ちなみに初めて上から順に聞いたアルバムは最新の;[semicolon]だ。

昔の曲はいくつか持っていたので知らない曲しか入っていないアルバムから入りたい!と思いこのチョイスになった。

今思えば結構特殊なアルバムなのでここから入ったのは少し難易度が高かった気もするが…

せっかくなので今回は;[semicolon]の感想も述べていくことにする。

 

;[semicolon]クソデカ感情楽曲レビュー

1曲目HOME;RUN

HOME;RUN

HOME;RUN

PVを見ていた時から

とんでもねえ曲をまたこの人は作っているな…

とウジさんに思いを馳せていたのだがいざPVという視覚情報なしで楽曲に全神経を集中させて聴くとこれまたこの曲の奥の深さがさらに伺える。

楽曲ベースはジャジーサウンドなのだが裏手で刻まれるテンポが非常に良く、リズミカルなビートに思わず踊り出してしまいそうになる。そういえば曲名がHOME;RUNで「野球のスウィング」と「ジャズのスウィング」とをかけているのもまた最高だ。PVの中でもスウィングジャズが良く流行っていた1930年代の衣装で踊る彼らが印象的である。

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SEVENTEENのPVは楽曲の特徴や意味合いに合わせて色んなところに小ネタを仕込んでくるのがみていて楽しいところだとオタクは思う。

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ウジさんカッケエ…

2曲目Do Re Mi

Do Re Mi

Do Re Mi

1曲目とは打って変わって可愛らしいヒップホップ調の曲になる。

これはどうやらスングァン氏、バーノン、ディノの3人、所謂SEVENTEENの中での年下トリオ「マンネline」と呼ばれる3人が歌うユニット内ユニット楽曲だ。*マンネ:末っ子

ヒップホップとは言ったもののここ数年のKーPOP界隈が得意とする様な勢いのあるラップで攻めてくるものではなく、子気味よいミニマルなテンポに合わせてポップにメロディーが落とし込まれていて聞きやすく、非常に耳馴染みのいい楽曲となっている。「ドレミ」の音階に合わせて展開される歌詞のメッセージ性にも心打たれる1曲だ。

3曲目HEY BUDDY

HEY BUDDY

HEY BUDDY

ジャズ、ヒップホップ、と攻めてきてここでファンクな1曲がやってくる。

初めて聞いた時余りのウジさんの趣向のダイレクトさに「これが一番作りやすかっただろうな」とすら思った1曲だ。何を隠そう俺達のブルーノ・マーズの楽曲に1番テイストが近い。(※個人の感想です)

そういえば序章で初めてSEVENTEENの楽曲を聞いた時にブルーノ・マーズみたい!」と喜んだと書いたが、その数日後に🫒からウジさんの尊敬するアーティストが本当にブルーノ・マーズだったことが明かされ全てに合点がいった。

この楽曲はTHE8さん、ミンギュ、ドギョム氏の「97line」で構成されている。*97:1997年生まれ

レトロファンクな雰囲気に合わせて軽快に下を走るベースラインが気持ちのいい1曲で、1度聞くとそのグルーヴ感にしばらく気分が高揚する。「友人に会いにいく」というテーマこの曲をこの3人が歌う、と言うのにもまたカラットチャンたちはとても喜んだのではないだろうか。

4曲目Light a Flame

Light a Flame

Light a Flame

ンン〜…勘弁してくれ

第一声がオタクで申し訳ない。仕方ないんだ、ウジさんがこんなやばい曲を作って歌うから…初めて聞いた時えっちすぎてびっくりしちゃった、えっちだが…?

この曲は先程のレトロファンクでエキサイトした97からは打って変わって、突然ラテン、ボサノバがベースの楽曲になる。

こちらはもうお分かりかとは思うがジュンくん、ホシくん、ウォヌさん、ウジさんで構成される「96line」の4人が歌う1曲だ。

少々メランコリアなニュアンスながらもセクシーかつ軽快に刻まれていく4人の歌声に

一体何人の人間が犠牲になっていったのだろうか…?

この楽曲、ヴォーカルパートがコロコロと入れ替わるのだが、低音のウォヌさんがいることで音域の高低差を絶妙なバランスでスウィッチしているのが特に魅力的だ。

後日オンラインライブにてこの楽曲のパフォーマンスを見てさらに訳が分からなくなったのだが、それはまた別途記事を立てることにする。

5曲目AH! LOVE

AH! LOVE

AH! LOVE

ここまで来たらあとはこの3人、S.COUPS氏、ジョンハン氏、ジョシュアくんの「95LINE」の歌う曲が残される。

こちらはジャズテイストながらもうまくヒップホップとR&Bがミックスされている大人な雰囲気の楽曲だ。

裏手で走るシンセが気持ちよく聞きやすい。中盤のラップパートは珍しくジョンハン氏が担当していて新鮮でもある。

この曲、ひとつあげるとするととにかく歌詞がすごい。何がすごいかと言うと、

「Ah! Love, You」(愛してる)

「Ah! Love, Me」(愛して)

「I love you」(愛してる)

サビでとにかく愛してるの掴み取りバーゲンセールを行っている。

年上組の激甘ボイスで歌われてしまうと危うく愛情表現で胃もたれしてしまう所である。Loveは用法用量を守って欲しい。

6曲目All My Love

All My Love

All My Love

こちらがこのアルバム最後の曲となる。

正直な話僕はこの曲がSEVENTEENの中で一番好きだ

歌詞や曲調は優しく切ない中、それをミディアムなテンポに乗せて全員が感情豊かに表現している。

ここまで一通りこのアルバムをきいてきて、この曲を聞いた瞬間「オッ?」と思った。

どうもほかの楽曲とは雰囲気が違う、このアルバムに入るには少しテイストが違う楽曲だ、と思ったのだ。

これまで色んなテイストのジャンルを取り入れた挑戦的なチューンが多かった中、最後にこの曲を持ってきたウジさん、一体どんな気持ちでこの曲を作ったのだろうか…

この楽曲の魅力は歌詞にもある。

내 사랑은 겨우 이것밖에 안 돼
僕の愛はたったこれだけしかない

出だしでウジさんがこう唄ってから曲が始まる。もうだいぶしんどい。

僕の愛はこれだけしかない、ごめんね、それでも僕の傍にいてくれてありがとう。全体を要約するとそんな感じの歌詞になる。

なんてこった…謝られる事が何一つないのに謝られている…なんでや…

歌詞でハッキリと정말 미안해(本当にごめんね)なんて書かれてしまっている。なぜ謝っているんだ…僕達はこんなにも沢山もらっているのに…

ちなみに僕の好きなフレーズはここだ

아는 노랠 틀고 One step

知ってる曲を流して1歩

두 손을 잡고 발을 Two step

両手を繋いで足は2歩

なんでここ?って思うかもしれないパートだが、このフレーズがある事で個人的にはこの曲が日常に溶け込む1曲になっているのではと思う。仕事で疲れた日、楽しかった日の帰り道、この曲がじわりと肺の辺りからゆっくりと暖かくしてくれる。そんな気がするのだ。

さらにもうひとつ好きな歌詞がある。

이 노랜 널 위해 불러 Tonight
この歌は君のために歌うよ 今夜

네 사랑에 다가갈 수 있게
君の愛に近づけるように

ぼくはこの手の歌詞にめっぽう弱い…

基本的に君のためだけに歌ってくれる歌手が好きなのだ。歌を歌う人間に「君だけに歌う」と言われてしまったが最後、その曲は僕達だけのものとなる。こういうワンフレーズがある事でその曲が突然他とは違う特別な曲になるのだ。

そこにさらに「君の愛に近づけるように」なんて言われてしまってはこちらはもう立つ瀬がない。

上でも述べたように、僕らはもう充分貰いすぎているくらい彼等からたくさんの愛を頂いているというのに…という所まで考えて、これはカラットちゃんとSEVENTEEN如実に表した1曲なのかもしれない、と思った。

 

このKーPOP界隈に来てひしひしと感じている

「ファンの勢いと努力」

これは別にほかの国のファンが勢いがないとか努力が感じられないとかそういった話ではない。

こちらの文化に触れて知った事だが、基本的に韓国ではアーティストがカムバと呼ばれるアルバム帰還を果たし、新規の楽曲を出した際に、各種音楽番組等々色んなところで様々なランキングなるものが発生する。

その各種チャートで1位を取ることが何よりで、応援しているアーティストが名誉を受け取る最高の機会なのだそうだ。(※とても簡単に噛み砕いた説明です)

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↑こちら初めて1位を取った時のSEVENTEENの皆さん

それはもうみんな年相応にギャン泣きである。

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あのかっこいいウジさんですらこの時ばかりは歌も歌えずただずっとずっと涙を流していた。

この涙の裏にどれだけの感情があるかは到底我々には計り知れないが、

この瞬間、SEVENTEENというユニットのこれまでの一生懸命が、ファンの愛で形になった瞬間なのである。

ランキングに関してはこちらに来てからまず驚いたところでもある、ファン文化の色んな意味でのデカさ。言ってしまえば公式広報よりアクティブに活動しているファンの皆さんを強く感じる…

ファンがどれだけ毎日毎日推しているアーティストの動画や楽曲ストリーミングを出来るか、音楽番組のランキングに毎日毎日投票できるかetc…ここにかかっているのだという。

 

こういう文化に触れてから再度この曲を聴いてみると、ようやく確かに、こうも沢山の人達が自分たちのために一生懸命になってくれるなら「僕の愛はこれだけしかない」なんて言葉も言ってしまいかねないなとも少し感じる。

 

SEVENTEENが時間をかけて作ってきた作品を、カラットちゃんがたくさんの愛情で支えて、それに対してSEVENTEENは真摯に歌という形でカラットちゃんにまた返還する。

SEVENTEENとカラットちゃんの関係性が、この歌を通して少し垣間見えた気がした。

※あくまで個人的な解釈です。

この楽曲に対して抱いている感情はこれだけでは無いのだが、これ以上書いてしまうと収集がつかなくなるので一旦ここまでとする。

;[semicolon]とてもいいアルバムなので色んな方に聞いていただきたい。

初めてのライブ鑑賞

そんなこんなでSEVENTEEN色に染まりながら年が明けてしまった。2021年新しい「好き」が出来た僕はそれはもうウッキウキだ。

そして年が明けてまだ三が日の真っ只中、1月2日の出来事である。🫒が我が家にあけましておめでとうと共にSEVENTEENのライブ円盤を持ってやってきた。

皆さんお察しの通り…

ついにSEVENTEENのライブ鑑賞会をする日がやってきたのだ。

用意された円盤ラインナップは以下の通りである。

SEVENTEEN 2018 JAPAN ARENA TOUR ‘SVT’

・2017 SEVENTEEN 1ST WORLD TOUR 'DIAMOND EDGE' in JAPAN

・2016 'LIKE SEVENTEEN - Shining Diamond CONCERT’

なかなか錚々たるラインナップだ…

どれから見る?とひとしきり悩んだ後、ひとまず我々のSEVENTEENの記憶には欠かせない3年前のSVTを見ることに。

そう、SVTと言えば僕がウジさんを初めて知るきっかけになった、あの日🫒と🌱が行っていたライブだ。(詳しくは序章記事参照)

ここからはライブを見たオタクの記録をのこしたいのだが、思った以上に楽曲レビューがオタクのクソデカ感情により長くなったため一旦区切る事にする。

次回は初めてのライブ鑑賞をした時のありのままの感想を述べていこうと思う。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました、カラットちゃん駆け出し、まだまだ頑張ろうと思います。

それでは、またね。

SEVENTEENという少年たちにいきなり転げ落ちた話〜序章②〜

前回までのあらすじ

ドルオタの友人🥯と共に大アイドル樹海をさまよっていた我々。YouTubeでたまたま目に付いたBTSからK-POPの話題になり、四天王の🫒と🌱にSEVENTEENを教えてもらった三年前のことを思い出していた────

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前回SEVENTEENに転げ落ちる過程を丁寧丁寧丁寧に説明したところ4000字を超えたため一旦前後編分けることに。(長かろう…)

これからまた長くなると思うのだが、良ければ見守って頂きたい。

マンセと記憶力勝負

時は戻り2020年12月某日

三年前に思いを馳せつつSEVENTEENなら分かると豪語しYouTubeでサクサクとSEVENTEENを検索、ひとまず手前にあったマンセを一掴み。

ン〜…初恋…

前々から思っていたがこのMV、なんというかオタク心が全部もっていかれる作りになっている。これを見るだけで人類は皆同じ学園に通うスンチョルくんに初恋を奪われてしまう気がしてならない。

世の清き少年少女がこれを見たら間違いなく彼に恋すると思われる。初恋キラーランキングでは必ず上位にくい込むであろうと言う勢い。時代が時代なら忍たま乱太郎の土井先生といい勝負なのではないだろうか。

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みなよこの顔…

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ウッウワ!!!!ウワーーッッ!!

こんなんアカン。オタクみんなこんなん好きに決まってる。

いつだったか🫒が言っていた、

「とりあえず初見にはマンセ見せとけば落とせる」

今ならわかる。その通りだ。マンセを見ればすぐにでも全人類カラット会員登録をしたくなるに違いない。僕は会員登録するまでに3年の年月を要したが。

案の定🥯は悦だった。こんなんズルいわ…と食入るように画面を凝視している。わかるぞ、その気持ち…だがここでみんなが通るであろうあの問題に直面した。

「人数が多すぎて顔がわからん…」

わかるぞ、その気持ち…

🥯を助けようと自信満々にメンバーの名前を答えようとした時に気づいてしまった。

名前がわからなくなっている人がいる…??

なんということだろう、ちょいちょい誰だっけ…?みたいな人が何人かいた、3年のブランクがこんな所で発揮されてしまっている。どうしよう。

整理するためにもう一度MVをよく見てみる事に。

ウジさん

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相も変わらず一番最初に見つけることに成功。この何をしていてもかっこいいのがウジさんだ。にしてもこのリンゴヘアーのウジさん、めちゃくちゃいいな…次ネイルをする時はこのグラデみたいな感じのデザインにしてもらおうと思います。オタクなので。

ホシくん

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彼はわかる。とてもダンスが上手い。あとウジさんと顔が似ていたのでよく「ウジさんホシさん」とセットで覚えていたら🫒と🌱に「そんな金さん銀さんみたいな…」と嘆かれた。

ちなみにこのコンビで覚えていた事が追々己の煌めくカラットロードを更に彩る事になるとはこの時は知る由もない…

S.Coups氏

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彼ももちろんわかる。お顔がハッキリしているし少しタレ目だ。黒髪かっこいいね…さらに先程も述べたがマンセでは初恋を奪っていく上に曲中で「エスクーーーープス!!」という音と共に前に勢いよく出てくる振り付けがある、完全に主人公だ。オケに名前が入っているだと…キャラソンか……??

ちなみに最初の頃エクスプスだと思っていた。逆や

THE8さん

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この合間から覗く彼は🫒の推しなのですぐ分かった。人の推しは覚えやすい。妖精さんみたいだね…そう言えば🫒も彼の事をよく妖精さんだと言っていた。ちなみに中華メンバーだと言う事も把握済みだ👍

ジュンくん

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顔良…!?!?彼もまた🌱の推しなのですぐ分かる。そして顔がいい、完全に顔面宝具だ。人類の大半は彼の整った顔立ちに抗うことはできないのではないだろうか。彼もまた中華メンバーらしい。なるほど🫒と🌱でチャイナ、お前らがチャイナという訳よ

スングァン氏

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めちゃくちゃ歌が上手い。彼は声で覚えた、とにかくうたが上手い。僕は伸びのある彼の声がとても好きだ。あとお顔がツルツルで可愛いのですぐに覚えられる。この可愛いお顔から驚きの美声が飛び出してくるのだ、世の中すごいな…

ドギョム氏

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めちゃくちゃ歌が上手い②彼はお馬さん顔なのですぐ分かった、鼻筋が通っていてすごくハンサムだ。そしてうたがうまい、後半踊らずにたって歌ってたら大体彼かスングァン氏のどちらかだろう。歌が上手いからこそダンスが免除される貴重な人材である。

バーノン

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「おもしれー女…」このシーンを見たオタクは百発百中でこのセリフをあてるに違いない。実際それにしか見えなかった。彼は洋画俳優のコリン・ファースが推しの僕によく効くアメリキャン顔なのですぐに覚えられた。まつ毛が長くて最高だ…

ジョンハンさん

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私立SEVENTEEN女学院のおねいさん。いきなりバリ綺麗なおねいさん出てきたと思ったらジョンハン氏だった、めちゃくちゃ顔がいい。顔面宝具。すごい。この時は髪が長いこともありすごく覚えやすい。長髪の似合う男性…2次元か…??ちなみに髪の毛を切ったところで顔の良さは健在なので変わらずわかりやすい。

ジョシュアくん

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またイケメンがでてきた。彼もまた覚えやすかった、たまにジョンハンさんとごっちゃになってたけどだいたい覚えてた。SEVENTEEN、顔のいい男がいすぎである。彼がアメリカ国籍でバリバリ英語が喋れると知った時は「イケメンにイケメン要素を足すな💢💢💢」とよくキレたものだ。

以上が覚えていたメンツである。13人中10人覚えていただけでも褒めて欲しい。十分な成果だと思う。

つまり名前と顔が一致しないのが以下の3人だ

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人外味の強いお顔をしている彼と
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ハンサムだが多分振られそうな彼と
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前髪がチョンチョンのキュートな彼

 

この中の誰かがおやすミンギュなのはわかっているんだが……(🫒と🌱情報)

結局その後天下のGoogle先生にお願いして名前を出してもらった。1人目の人外フェイスがウォヌさん、3人目の前髪チョンチョンキュートボーイがディノさん、どうやらおやすミンギュは2番目のハンサムな当て馬っぽい彼らしい、なるほどな……

┃フォーカス文化とある決定的な沼落ち

なんやかんやあったが全員の名前をフワッと思い出し、面食いな🥯にはジュンくん、ジョンハンをそれとなくオススメしておいた(結局最終的には後日ジョシュアくんに落っこちていた)暫くSEVENTEENで盛り上がったあと、🥯とは大満足でその日は解散した。

その日の晩のことである、Twitterで🥯と遊んだぞ!というツイートと共にKーPOPを嗜んだという話をすると案の定🫒が食いついた。

🥯にSEVENTEENをおすすめした話などをし、そういやBTSの中でいいなと思ったがお名前の分からない彼が居る、という話をすると画像くれれば名前を教えてくれると言うので天下のダイナマイト先輩のPVスクショを送ることに。

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シュガさんというらしい、PVで個人的に1番魅力を感じた

自分で画像を送って気がついた。

なんかウジさんに似てる…?

以下当時の会話である

🫒「これはシュガやね(他の画像を添付してくれる)」

🍙(ぼく)「なるほど、シュガさんね、覚えた…なんかウジさんに似てるな?」

🫒「顔のジャンルは同じやな〜ウジさんのがホワッとしてる」

律儀にウジさんの画像を添付してくれる🫒。だがこのウジさんのお写真によって僕の中の何かが弾け飛んだ。

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「カッッッコヨォ…!!!(声に出てる)」(この後壁ドンが来る)

なんというか思い返せばきっとここがトリガーとなったのだろうと思う。

久々にMV以外の個人的新規のウジさんを見てしまったからだろうか、

SUKI…という感情以外前世に捨ててきたかもしれん、くらいにはSUKI…しか脳内になかった。(正気)

そんな空気を悟ったのか🫒がそっと、とあるURLを送りつけてきた。

ナ…!!!!?!?

なんじゃこりゃ…!??!?

恐らくなにかの音楽番組か何かなのだろう、その中のウジさんだけが綺麗に写された動画だ…(そして相変わらず曲がいい)

ご丁寧に全身が写るように縦画面にされた動画で軽快な楽曲に合わせてあちらこちらと飛び回るウジさん…すっっっげえ…カッッケエ……

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たまらんのやが

(ここ好き)(めっちゃええ)(かっこええ)(すごい)(天才?)

一般的にこれはフォーカスと呼ばれる、KーPOP特有の文化だそうだ。このフォーカス文化、何が感動したってほとんどがファンの皆さんが撮ったものだという。すげえ…

推しのいい所を分かっている人に撮られたアイドル、あまりにも輝いている。

このフォーカスを一通り見て僕は決意した。

「推そう」

恐らくこの時誰も見ていなかったのが惜しまれるくらいには僕は曇りなき眼だったのではないかと思う。

推そう。なんかもうここまでグッッッと来てるならもう推すしかないかもしれん。何よりこの人の曲がもっと聞きたい。ライブとか見てみたい…絶対推そう。

こうして僕のカラットロードは3年の年月を経て振りまいたフラグを丁寧に回収しようやく開拓されたのだ。

 

以上、序章はここまでである。

これより後はKーPOP初心者で右も左も分からないオタクがこの開拓されたカラットロードをいかに整地していくかの話になるため、またゆっくりとしたためていこうと思う。

ここまでパッションだけで書いた長い長い文章を読んでいただき感謝します。

分からないことが多いため、なにか不適切かつ不味いことがあれば言ってください(不味いこととは…)

この先永くSEVENTEENというグループを推していくために、できる限りはここに書いていきたいと思う。実際好きなものが増えるのは人生においてとても幸せな事だとSEVENTEENを推し始めてから再確認している所だ。(激重)

 

それではみなさん素敵な旅を。

いっぱい食っていっぱい寝てください。

以上、僕でした、またね。🍙

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SEVENTEENという少年たちにいきなり転げ落ちた話〜序章①〜

SEVENTEENにハマった。

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それはもうものすごい勢いで転げ落ちて行った。

それもめちゃくちゃ最近。

ただここに至るまでにかなりの前置きを書かなければならないため、しばらくお付き合い頂きたい。

 

疲労と🥯とアイドル吸引

遡ること2020年12月某日

年末の仕事もプライベートもバカ忙しくてやってられるか……とやや自棄になりかけ人生について振り返り初めた頃、ドルオタの友人と久々の休みに会えることになった。

(ドルオタの友人が以降複数出現するため以下この友人を🥯とする)

 

〜登場人物紹介①〜

🥯(ベーグル(仮))

同い年のOL、身なりがしっかりしていて可愛い。まだまだヤングにはしゃぎたい2次も3次もいけるアイドルオタク。

現在はもっぱらジャニーズにご執心、SnowManジャニーズWESTを兼任担当しつつ毎日ハッピージャニジャニライフを送っている。

毎日推しに一喜一憂する彼女は非常に楽しそうなので、こちらもニコニコしながらその様子をTwitterなどで観測している。

 

ちなみに僕のジャニーズ遍歴ははるか昔にエイターだったという記憶以外はあまり持ち合わせていない。最近はなにわ男子が可愛いね、くらいなものでどハマりする程のあれそれは今のところない。円盤は過去の収集物が数点と何となく良かったのでいつかのアラフェスを買ったくらいだ。あ、V6とキスマイの配信ライブは見た、イノッチはいつまで経っても変わらぬ笑顔だし宮田くんのソロは心に響いた、二階堂くんはステージメイクが上手だな、と思いました。

そして僕は2次のオタクでもあるのでアイドルはうたプリアイマスあんさんぶるスターズアイドリッシュセブンで充分事足りていた。金は足りていないが…

そんなこんなで時は大コロナ時代、外で豪遊する訳にも行かないのでそんな🥯が持ってきたジャニーズWESTのライブやSnowManのMVなどを流し家でダラつきつつ多種多様なアイドルの鑑賞を行うことに。

そろそろ見るものもなくなってきたな……と言ったところで気分転換にYouTubeでも開くか、と開いたのが今思えば伏線だったのかもしれない。

BTSと3年前の今頃

BTSSEVENTEENの話ちゃうんか?と思った人、申し訳ない。そこに行き着くためにはこの過程をまずは説明しなければならないのだ。

ひとまず開いたYouTubeでまずトップに現れたこちらを見て🥯と顔を見合せた。

これ、バンタン先輩の流行っているやつ、それはもうまさに爆発的に。

何回かPVが面白くて見たのでちょっとの事前知識があった僕は🥯に結構なドヤ顔で「メンバーの名前はわからんが曲はわかる、英語が上手い人がいるんだ、あと最初にうたう人が🥯はきっと好みやね」とか言ってた、バンタンのファンの人、知ったような口を聞いて済まない。

そんなこんなで天下のDynamiteを拝見、やはり曲がいいな…

案の定🥯は最初に歌っていたテテさんが気になる、と言っていた。まって、テテさんであってる?多分テテさんだと思うんですけど…違ったらすみません…

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↑この人…

4/2追記

この方テテさんではなくグクさんでした…すまないアーミーの皆さん…お顔かっこいいですね…。

何はともあれ割と楽しんでKーPOPというものの質の良さにひとしきり沸いたあと、もっとみたいよな〜と他を漁ることに。

🥯になんかない?と聞かれウーンと唸ったあとふとひとつのグループのことを思い出す。

SEVENTEEN…なら顔と名前がわかる」

そう、既にこの頃から知ってはいたのだ。

なんなら何曲かデジタルで曲を購入までしている。いきなりハマった、とは言ったものの、今思い返せばわりと既にそんな沼の際、境界線上の崖淵にはいたのだ。

 

さらに遡ること2018年2月28日

かなり遡ったが3年前の割と今頃。既に伏線はこの頃から張られていた。

これまた別のドルオタの友人🫒と🌱というのがいるのだが、その2人が「ライブがあるから帰りに泊まらせて欲しい」と言うので、仕事終わりで時間もちょうど良かったため快く承諾した。

〜登場人物紹介②〜

🌱(フタバ(仮))

四天王のうちの一人。

高校からの同級生、ドーナツ屋の店員。

現在人妻。

主にうたプリと欅坂、ハロプロ、でんぱ組等をこよなく愛するマルチドルオタ、これまた身なりがしっかりしていて可愛いが口が悪い。

SEVENTEENはジュンくん推し、(NHKの)オフロスキーに対してクソデカ感情を抱いている女。年々同担拒否の傾向が強くなっているのがポイント。

 

🫒(ピスタチオ(仮))

四天王のうちの一人。

同い年で🌱に紹介され知り合った。

珈琲屋兼書店員。

ちなみに🥯は🫒の高校の時の同級生だった。

(我々の中で)KーPOPの第一人者、K関連で困ったことがあればこの人に聞いときゃだいたい答えてくれる。これまた性格容姿共に可愛い。Super Juniorのイェソンさんの為なら何処へでもとんで行く。SEVENTEENはTHE8さん推し。日本では嵐、ジャニーズWESTSnowManを担当し日々忙しく走り回っている。考察の鋭いオタクなため見かける度推しを掘っては苦しんでいる姿をよく確認できる。

聞くところによるとどうやら2人はSEVENTEENというグループのライブに行ってきたらしい。こちらの家にくるや否や我が家のPS4YouTubeSEVENTEENのMVを流し意気揚々と後夜祭をはじめた。

せっかくなので見るか、と一緒にMV等を鑑賞することに。

第一印象、曲ええな…………

これはいつか説明する時になれば話そうと思うが僕は基本的には小さい頃から音楽に囲まれた生活を送ってきた。そのため耳はかなり肥えていると思う。(たぶん)(しらんけど)(そんなかもしれん)

そんな僕の音楽センサーにビシビシとくるこのアイドルとは思えぬ強欲サウンド。強い…。きっとこの曲を作ってる人はめちゃくちゃ洋楽好きなんだろうな、みたいな感じの曲だった。

ブルーノマーズみたいな曲がなんかいっぱいあったから「ブルーノマーズみたいな曲だ!」と言うと2人は「だから聞いてもらえると思った」と言っていた。なるほど、分かられている。

暫く2人の推しを聞いてなるほどと顔を観察。

第2印象、顔一緒や……………

メイクの系統かなんなのか顔の判別がつかない。目がぱちくりした子が1.2.3…切れ長の子が1.2.3…とにかく顔がよくてダンスが上手くて曲がいいということしか分からなかった。🫒に好きな子決めてみたら?と言われ暫くまた観察してみることに。

第3印象、メガネの人がかっこいい

ここが多分顔と名前が一致するきっかけになったターニングポイントだろうと個人的には思う。だれのことだろう、って思いましたよね。わかる。曲によってみんなメガネかけたりかけなかったりするもんね。

ちょうど流れていたMVがこちら

今となっては表題曲としてかなりメジャーな1曲、BOOMBOOM。この曲中の彼を見つけてからいきなり大体の顔の判別がつき出した。

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ウジさん

「なんか俺好みの部屋で俺好みの格好をした俺好みな強そうな人がいる…!?」

シンプルなオタクの語彙のない感想が炸裂。

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ちなみに2人はウジさんに興奮する僕を見て「ウワッ!好きそう!!!」と暴れ狂っていた。好きそうだったらしい。この「好きそう」には実は色んな意味が込められていたのだがこちらは後で説明する事にする。

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ン〜…ええな…

暫くウジさんを観察、ダンスもダイナミックで非常にいい、ていうかダンスうめ〜な…………なんかいい所で絶対センター持っていってる強そうな人や。他の曲でも大サビでだいたいセンターにいる気がする。ちなみにこれは今だからわかるが気のせいではなかった。

テレビに穴が空く勢いで見ていたら2人はやはりな、みたいな顔をしながら決め手の爆弾を投下してきた。

「この人セブチの曲作ってるんやで」

……

………………

「エッ!!!!」

家の壁が薄いのも忘れてクソデカボイスで驚く僕。(この後壁ドンが来る)

もう好きだった。ありがとう。好きだ。(素早い平伏)

今更ながら僕はクリエイティブ職についている、大阪の片隅で毎日理不尽な締切と戦うしがないデザイナーだ。

シンパシーを感じているのか何なのかは定かではないが、打率が高くなにかしらクリエイティブな実力者がこれまでもとてもすきになる傾向があった。

好みだと思った人がクリエイティブだった。今のところウジさんには加点しかされていない、10点!10点!10点!10点!合計50000点!

2人が言っていた「好きそう」にはどうやらこの部分が大きく関わっていたらしい。

ええやん………(悦)

この後全員の顔と名前覚えるまで帰れま10をし、だいたい顔の判別が着くようになる。🌱と🫒は本日のライブで手に入れたウジさんのトレカをそっと僕の作業デスクに置いて帰ってくれていた。2人が帰ったあともしばらく曲を漁り好きな物は自主的に購入した。

ウジさん、ウジさんね…覚えたぞ…強い男だ…

……

………………

そんなこんなで3年の月日がたった。

なんで!?!?と訓練されたオタクなら思うだろう。僕も思ってる。今すぐ3年前の自分の肩を掴んで一つ一つSEVENTEENの凄さについて丁寧に説明したいくらいではある。

その後の話、見かける度におお!と思うしウジさんだ!となるしなんなら後頭部だけでどこの配置にいてもウジさんを認識できる特技は身につけたものの(なんで?)沼の奥地へは深く突っ込まない生活を3年も過ごした。今はかなり後悔している。惜しいことをした…

貰ったウジさんのトレカをデスクの正面に置き3年間も見つめ合いながら仕事や個人制作に励んだと言うのに…何やってんだ…アホか…?

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↑趣味の多い陳列にも優しく微笑むウジさん

 

ちょっと思いがけず序章が長引いたため一旦区切ることにする。もう4000字超えてる、おかしいな…。

次回はここから如何にしてSEVENTEEN沼にドボンしたかをしたためていきます。

ここまで長かったろう…読んでいただきありがとうございました、またね。